【番外編】逮捕からの債務整理…異次元の過去を持つ男の過去

【番外編】逮捕からの債務整理…異次元の過去を持つ男の過去

逮捕の画像

こんにちは。

 

太郎

「人は変われる!自分が変われば世界が変わる!」

を信念に、

物販ビジネスとスロットで期待値生活している太郎です。

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突然ですが、

あなたは逮捕されたことはありますか?

 

恐らくほとんどの方はないと思います。

逮捕経歴があれば偉いとかは絶対にない。

無い方がイイに決まっています。

 

だが、わたしは残念ながら逮捕経験がある。

逮捕経験を赤裸々に語る事で楽しんでいただけるのではないか?

という事で、

今回の記事ではプロフィールの【番外編】という事で

逮捕からの債務整理をした時の話をしていきます。

 

それではどうぞ~(^^♪

 

 

無免許運転で逮捕される…

捕まる

無免許運転で逮捕されたのは、

若干20歳の頃だった。

 

スロットと女遊びに明け暮れる毎日、

そんな中で自分の好きな車を購入したもんだから、

ある意味で人生を楽しんでいたのかな?

お金は無かったけど(笑)

 

逮捕されたのは無免許ではない。

扱い的には、免停中に運転していたのである。

「バカなの?」

「免停中に運転とかありえない…」

という声が聞こえてきそうだが、

その通りだと思う…泣

 

当時の私は

「バレないから大丈夫だろう」

「車乗れないと遊びにも行けないし、ドライブしたい」

こんな考えだったのよ。

 

犯罪者の声ってみんなこんな感じですよね?

バレないと思っていたとか、

○○したかったからとか。

 

どんな状況で捕まったかというと、

当時、流行っていた音楽〔トランス〕を爆音で聞きながら

駅のロータリーをノリノリで運転していた。

無免許の人間のすることではない(笑)

 

ロータリーを運転していると1台のパトカーがバス停に止まっていた。

パトカーの横を通り過ぎると、何とも言えない嫌な予感が走る。

嫌な予感がするときって不思議な気分になりません?

 

バックミラーを見ると、私が通り過ぎた後、パトカーが動き出している!!

 

頭の中では

「ヤバい!!」

「どう逃げよう!!」

「無免許状態がバレたら全てが終わる…」

たったの数秒で思考がループする。

 

案の定、

警察のカットイン!!

パトカー

 

ウゥ~~!ウゥ~~!!

 

とサイレンを鳴らしながら、

「前の車止まってください」

「ナンバー○○○○の運転手さん!道路の端に止まってください!」

 

あーぁ…

バレちゃうかな…?

 

潔く、車を止める。

 

この時には、事の重大さを理解していなかった。

 

「免停の期間が延びるくらいだろう」

と、甘い考えをしていた。

 

警察官に

「免許書出して」

「危ないモノを持っていないか車の中をチェックさせて」

と、言われる。

 

太郎「免停中なんで免許証はないです」

警察「はっ?どういう事?」

太郎「免停中なんで免許証はないです」

警察「住所と名前を教えて」

太郎「はい。住所は○○、名前は○○太郎」

警察「ちょっと待ってて」

と、言われて警察官はパトカーに戻り、

私は車で生唾を飲むように待機。

 

少し時間が経ち、

戻ってきた警察官から

君、逮捕だから

このまま、警察署に一緒に来てもらう

君の車は私が運転するから

と、言われる。

 

えっ??一瞬で

頭の中が真っ白になった…

 

警察官に話しかけられた事が頭に入ってこない、

視界が霞むというか、

ボーっとして一点しか見れない…。

 

言われるがまま誘導されて、パトカーに乗る。

人生初めての手錠は、重く感じた。

子供の頃のおもちゃとはわけが違う…本物だ。

 

車内では、特に話す事もなく警察署に到着。

 

取調室にて、色々と話を聞かれて正直に答えた。

免停中の運転は無免許運転と同じ扱いだという事が分かった。

無免許運転は、逮捕扱いになる。

つまり、前科者だ。

 

えっ!?留置所って何?刑務所なの?

調書の作成にかなり長い時間が経過したと思う。

 

その間は、

「仕事はクビかな?」

「家族や彼女にはなんて言おう」

「借金どうしよ…」

「なんてバカな事をしたんだろう」

 

現実から目を背けて、好きな事だけをやっていた

自分に対する強烈な自己嫌悪を感じた。

 

携帯の電源も強制的にオフにされているので、

連絡も出来ない。

 

そんなことを永遠と考えていると、

警察官から

「これから留置所に入ってもらう」

と、言われた。

えっっっ?

留置所ってなに?

刑務所なの?

と、軽くパニックになりながらも、一つの言葉を振り絞った。

 

「親が心配してるので、連絡だけでもしてもらえないでしょうか?」

「約束はできないけど、検討しておく」

 

と、言われ

留置所の場所まで手錠を再度掛けられる。

 

手錠にヒモを通されて連行される様は、

警察24時とかで

犯人がパトカーから警察署に連行されてる

光景だった。

自分が味わう事になろうとは…。

 

留置場に入室してみると、怖い人だらけだった…

 

案内された先は、

鉄格子で覆われた大きな部屋。

 

留置場のルールは警察官から聞かされていたので

そこまで問題はない。

 

が、中を見ると、

金髪のイカツイ兄さんや明らかに一般人とは

異なるオーラを放っていた人や普通のおじさんを発見。

怖い人の画像

まるで、

テレビやヤ〇ザ漫画で刑務所に入室するシーンと同じ感じ。

 

 

 

めちゃめちゃ緊張し、

手汗がびっしょりになりながら

部屋に入ったのをよく覚えている。

 

「本日から入室することになりました○○太郎です」

 

と、挨拶すると何人かの人が挨拶を返してくれた。

 

中の人と色々と話していると様々な人がいる事が発覚。

 

傷害・放火・強盗傷害・窃盗などの

犯罪を犯した人など様々な人がいる事。

外見は怖いけど、

話すと良い人が多かったので一安心(T_T)

 

私の経緯を話すと

Aさん「そんなんで逮捕になるの?」

Aさん「初犯でしょ?初犯で無免許くらいじゃすぐに出られるよ」

Aさん「俺なんて、傷害と強盗のセットだから5年は固いな!」

と言われ、

すぐに出られる可能性がある事にホッした自分が…。

→ホッとしてる場合ではない(泣)

 

しかし、Aさんに5年は固いよ!

と言われて、なんて返したらいいか困ったのを覚えてる…(笑)

 

あっという間に消灯時間になり寝る事に。

慣れない環境と、

重大な事を犯した罪悪感や将来の不安で

目がさえてしまい、眠れぬ夜を過ごした。

 

留置場は基本的にやることは少ない。

拘留されているから当たり前か!(笑)

 

やる事も本を読むことくらいしかないので、

大して興味の無い本を読んで過ごしていると、

警察官に呼ばれた。

「○○番」

「面会だ」

と、言われて面会室まで案内される。

 

そこで待っていたのは、

透明のガラス?プラスティック?の壁の向こうに両親が…

 

申し訳ない気持ちと

情けない気持ちがあったのを良く覚えている。

 

留置所での洋服を差し入れしてくれた。

 

面会が終わった次の日、

裁判所に出向くことになる。

 

留置所から護送車に乗るまでに、

手錠を付けた人間が紐で繋がれゾロゾロと乗り込む。

「これも良くテレビで見る光景じゃん」

 

テレビの中ではなくて現実なので、

複雑な気持ちの中、手錠をずっと眺めるしか出来なかった。

 

これが犯罪を犯した証拠か…。

 

現実から目を背けるのが得意な自分でも、

流石にこの状況では受け入れるしかないのである。

しっかりと自分の目に焼き付けるように手錠を眺めていた。

 

バスの中は会話禁止なので沈黙の中、裁判所に向かう。

 

バスの外では、当たり前の日常が流れている。

高校生が自転車で走りながら通学していたり、

子供と一緒に歩いている主婦の人がいる日常。

 

しかし、

私の置かれている状況は鉄格子付きのバス。

同じ外でも雲泥の違いを感じる…。

 

留置所から出られるかが決定する裁判所での結果

裁判所は、

留置所と同じくらいの大きさの部屋に長椅子が

3個並べられていた。

 

長椅子にキツキツの状態で座って待つことに。

 

空気が重い…。

 

数時間後…

 

警察官に呼ばれて裁判官の元へ。

 

「今回は罰金刑で終わります、家に罰金を収める書類を送るので支払うように」

と、言われて釈放されることに。

*色々と話をしたが、よく覚えていない(笑)

 

警察官に外まで案内されて、裁判所から出た。

家から近い警察署までの電車賃〔210円〕だけを渡されて…。

「えっ?これで終わりなの?」

「釈放されたの?」

と、全く詳しくないので自分の状態が分からない…。

 

家の近くの警察署に戻る為に、

スウェット姿にサンダルとなんとも

恥ずかしい姿で裁判所から近い駅まで歩くことに。

 

周りから見れば、家出でもして家に帰れない少年に見えただろう。

 

歩いてる最中に、決意したことがある。

  • 借金を返して、まともな生活に戻る!!!
  • 会社はクビだろうから、再就職して1から人生をやり直す!!
  • 迷惑をかけた親にしっかりと謝り、再起を約束する!!
  • もう犯罪は犯さない!!

 

こればっかり考えていた。

 

家から近い警察署に戻り、手続きを済ませた。

今回の事件は、罰金刑で終了されたことを説明されて

家に帰る事となる。

「どんな顔をして親に会えばいいんだろう?」

罪を犯した息子の面会に行かなければならない親の気持ちを考えると、

胸が痛い…。

 

何ともいえない感情を残したまま、

玄関を開けて親に会う。

迷惑をかけたことをしっかりと謝り、

今後の事などもしっかりと話した。

 

もういい加減、現実を見ないで逃げるのは辞めよう…

と、心から思った。

 

こうして私の事件は終わった。

 

罰則内容は以下だ。

  1. 罰金30万円
  2. 免許取り消し
  3. 免許を再度取りたい場合は、2年後に再取得が可能になる

 

自分自身を見つめ直し、再起を誓う!借金を返すためには荒療治が必要だ

再起

現実から目を背ける自分をやっと自覚した様に思う。

さすがに、借金はマズイ…。

 

まずは、

借金をどうにかしないと何も前に進めない!

と、決心して行動を始める

 

まずは、出所後に会社に逮捕になった経緯を説明し、

これからは1からやり直すつもりで頑張ります!

と伝えた所、

クビにならない上に励ましの声まで頂けた。

嫁・由花
なんていい会社なんだろう^^

今でもこの会社には感謝しています。

 

再起を誓うも行動を起こさなければ、何も変化しない!

実は、借金の事を話している先輩が一人だけいた。

 

その先輩に借金の事を相談すると、

「そこまで借金の額が膨れ上がっていると、自己破産が一番早いと思う」

と、アドバイスをもらった。

 

自分だけの力では、

全額を返済することが困難だと思っていたので

それしかないよなーと納得。

 

どう考えても、

月の給料16万で支払いが16万以上なのだから返済は無理だ!!(笑)

永遠に元金が減らない…。

ってか生活が出来ない!

 

自己破産をするにも弁護士が必要だと分かったので、

必死に弁護士を探しました。

 

当時は、ガラケー時代。

弁護士を探すのにも苦労したのを覚えている。

 

やっとの思いで弁護士を見つけて、

渋谷まで出向く。

 

実際に弁護士さんと会って話すと色々と分かって、

債務整理を進められた。

  • 自己破産は、車や家などの財産を全て手放す必要がある
  • 自己破産は、年齢が若いと認可されずらい
  • 自己破産は、借金が0になる
  • 債務整理は、借金をチャラには出来ないけど、利息が0になる
  • 債務整理は、払い過ぎた金利を差し引いて返済していく
  • 債務整理は、一定の金額を返していき5年を目安に完済予定

 

自己破産・債務整理ともにデメリットがある。

それは、8~10年間ローンが一切組めなくなる。

俗に言うブラックリストというやつだ。

これを読んでいるあなたも聞いた事ありますよね?

実際に、あるんですよ(*_*)

→当たり前だけど実体験(笑)

 

つまり、

キャッシングはもちろんダメで、クレジットカードも作れない。

車などの高額なモノは

一括で購入しなければならないという事。

 

これを聞いて、

当時の太郎
車はあるけど、免許が無いから購入の予定はない!

毎月の返済額が消費者金融に支払っていた額よりも半分以下になる!

てゆーか、債務整理するしか再起はない!

と、思いすぐに決断を下す!

 

弁護士さんに

「債務整理でお願いします!!!」

と、食い気味に主張!

 

さすがは弁護士さん。

こちらの熱量に関係なく、

「はい。分かりました。手続きの書類を作ります。」

な、なんて、クールなんだ…。

もっと熱い感情はないの!?

「あなたが再起をするにはこれしかないよ!」

「頑張ろう!」

ってドラマみたいな展開が欲しかった(‘Д’)

恐らく、私みたいな男は見慣れているのだろう(笑)

 

手続き自体は簡単に終わった。

その後、弁護士費用を分割で先に払って

そこから、消費者金融に定額を支払い続ける事になる。

 

これで借金生活からの脱却をするために必要な事は完了した。

 

こうして借金問題は無事に解決したのである。

 

債務整理後のお金の流れ
  • 合計の借金が200万→170万円に減った
  • 毎月の支払額が8万→3万5000円になった
  • 利息は0になったので元金だけ返済する形になる

 

最後に一言!

借金までしてスロットを打たない方がおススメです。

もし、借金しちゃって苦しんでいるならば、

債務整理が本当におススメです。

 

借金は自分一人で抱え込むと辛いですよね?

弁護士さんにお願いすると、

気持ちも前を向けますし、

返済に向かって全力で進めますよ(*´ω`)

 

わたしの事例が参考になれば幸いです。

 

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